棄てられた小さな命

ジョン君お届けの土曜日の朝、
某スーパーから団体代表のところへ電話が…

今朝、清掃員の女性が「お店の前に棄てられていた」とダンボール箱に入れられた仔猫を3匹持ってきたので何とかなりませんか?と…
引取りに行くと、どの仔も体は冷たくなっています😭暖めるために毛布でくるみ、側には熱いお湯を入れたペットボトルを置き急いで診療所へ🚗💨
まだへその緒もついてる産まれたばかりの3匹…
①②枚目のサビちゃん2匹は共に体重100g③枚目の一番小さい茶トラちゃんの体重は
たったの60g…
残念ながら茶トラちゃんは昨夜、虹の橋を渡ってしまいました😢
こんな捨て方なので飼い猫が産んだのでしょう…お店の前に置いておけば誰かが拾ってくれるとでも?こんな小さな産まれたての子達が自力で生きられない事くらい理解できますよね?

動物保護団体に何とかなりませんか?と丸投げすることは簡単です。『ああよかった、引取ってもらった』と保護依頼した方々はこれで安心でしょう。ですが、保護はその先が大変なんです‼️仔猫は栄養価が高く値段も高いミルクを3時間置きに与え、オシッコやウンチも刺激して出してあげる…これらは本来なら母猫がやってくれることなのに産まれてすぐ母猫から取り上げ棄てるなんて 😡💣⚡
自力でミルクを飲めるようになるまでシリンジや小さい哺乳瓶で飲ませ、ある程度の体重まで増えたらワクチン接種、離乳食、その後不妊手術と里親会に出せるようになるまでの間、どの団体でも愛情を注ぎ、手間をかけ、お金も時間もかけ大切に大切に育てています。

この仔たちを棄てた人間はスッキリしているかもしれませんが母猫の避妊手術をしない限り同じことの繰り返しです。出産する度に母猫から仔猫を取り上げては遺棄し続けるのでしょか?
 

動物保護団体わんにゃんこ

三重県を活動拠点にブリーダー放棄・飼育放棄などで行き場の無くなった犬や猫の里親探しをしている非営利の動物ボランティア団体です。

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